ななめ下から上昇思考

まとまらないものごとをまとめないままに

いつになれば

 飲み会が苦手です。

お酒がほとんど飲めないこともありますが、どうふるまえばいいかが本当にわからなくて、気付いたら一人でぼうっとしていたりします。

以下、30代半ばの人間が言うことでもない大変レベルの低い苦手ポイントです。

 

  • 誰と喋っていいかわからない

人数が多いとき、あっちやこっちやで違う話題で盛り上がっていたりするとき、どちらに入っていいかがわからない。ていうか、大体どっちにも入れてない。

  • 発言のタイミングがわからない

たとえば、何か食べておいしい、って言いたいときも、誰かが喋っていると邪魔になると思って言えなくて、結局黙って食べる失礼な奴になり下がる。しかもそれを後々までくよくよと思い悩んでしまう。

  • お酌ができない

本当、今まで甘やかされてきたなと思うのですが、お酌ができません。どれくらい減ったらついでいいのか、というタイミングがわからない。次は別のを飲みたいからお酌いらない、って思ってるかもとか思うと、つげない。

  • 席を立てない

自然に席を立って色んな人とお話したり、もちろんできない。かたくなに最初の席を守ってしまいます。

 

こういう悩みをもう20歳くらいの時からずっと抱えていて、大人数の飲み会のたびに(もちろんあまり呼ばれないけど!)落ち込んで眠れない日々を過ごしています。

こういう社会性は自然とつくと思っていたものでしたが、30代も半ばになってまだくよくよしているとは!くよくよしつつびっくりです。

 

先日、友人の実家にお呼ばれしまして、友人のご両親、お姉さん夫妻、姪っ子さんとの会に参加したのですが、何だかとても気を遣われていて、ああ、私がこの場にいなければもっと場が盛り上がるであろう・・・などとどんよりしてしまいました。

私はご両親とお姉さんの旦那さんとは初対面ということもあり、空気を読みすぎてしまって、質問されたこと以外ほとんどしゃべれませんでした。

助かったのは姪っ子ちゃん5歳が、私を友達認定してくれていて、大人たちが話しているときももちろん全く空気を読まずに話しかけたり、遊びに誘ってくれたりしたことです。

子供ってすばらしい、この自由さの10分の1でいいから欲しい、とつくづく思いました。

 

何が苦手かって、自分を出すことが苦手です。自分は少し変だという意識があるので(多分それも含めてふつうなんだけど)、とにかく無難にふるまおうとしてしまって、無難さを気にするあまり何もできなくなってしまう。

そろそろこの悩みから脱したいので、もう次の機会があれば、自意識をかなぐり捨て、空気を読まず、ネタを仕込んで、なるべく働く(サラダを取り分けるとか、片づけるとか)、そういう人に私はなりたいです。