ななめ下から上昇思考

まとまらないものごとをまとめないままに

ケチな女がリピするきのう何食べた?レシピ

新刊が出ましたね。

 

ストーリーが面白いのはもちろん、掲載されているレシピも使いやすい(インスタントだしや、めんつゆを躊躇なく使うところが本当に助かる)、娯楽と実用を兼ねたすばらしいマンガです。

料理マンガって、ごはんを作ることで諸問題が解決することが多いと思うのですが、このマンガは特にそういうわけではないのが、いいですね。実際、料理で解決することなんて、ないよね。気分転換くらいにはなるけども。

そして、なんといっても主人公・筧さんがケチなところが、共感できます。私も、買い物をするときはあちこちのスーパーを何往復もするくらいケチです。ただ、筧さんは弁護士で、こちらは派遣OLなもので、こっちのほうがだいぶ真にせまってんだからな!と変な負けん気は持ってます。

このマンガのレシピで定番化するほどおいしかった料理を、ケチコメントとともに書き出してみます。

 

  • 肉じゃが(コミックス2巻 #16)

味付けはめんつゆメインに砂糖としょうゆで微調整、と書いてあるだけのかなりアバウトなレシピなのですが、ちゃんと計って作ったクックパッドの人気レシピより美味しくできたので、バカバカしくなって肉じゃがはこのレシピで味見しながら作ることにしています。筧さんはにんじんを入れませんが、私は入れます。

私は関西人ですが、牛でなく豚、レシピではバラですが、私は切り落としを使います。安さのためなら関西人の魂は売り飛ばして大丈夫です。十分おいしいよ。

 

  • ぶり大根(コミックス2巻 #10)

これも、クックパッドの人気レシピよりずっと簡単なのに、十分美味しくできる。アラを使うから安いし、言うことなしです。ブリのアラは、半額を狙うと198円くらいで買えるし、大根は100円だし。大根半分使うとして、250円くらいで3食作れます。

 

  • ピーマンとじゃこのきんぴら(コミックス5巻 #34)

副菜ですけど。想像の倍くらいうまかったです。じゃこはあまり安くならないので、シラスを炒めてカリカリにして作ります。

 

  • 長ネギのコンソメ煮(コミックス4巻 #29)

これも副菜。2日分作っても1日で食い尽くしてしまいます。パンに挟んで食べても美味しかった。マヨネーズとマスタードをかけて食べるのがいい。

 

  • 豚汁(コミックス5巻 #36)

コクを出すためにめんつゆを入れるのですが、それだけで本当にうまい。具はあるものをいれます。豚肉は、レシピではバラですが、私はやはり切り落としです。豚汁は豚がメインではない(と私は思っている)から、いいんです。きっと。

 

  • キャベツとあさりとベーコンの蒸し煮(コミックス3巻 #21)

副菜として紹介されていますが、私はメインとして扱います。あさりとベーコン両方使うのはケチ良心が咎めますが、メインだからということで気持ちのバランスを取ってます。安いあさりは小さいですが、キャベツと一緒なら気にならない。余ったらスパゲティと合わせてもうまい。

 

  • 卵ときゅうりと春雨のサラダ(コミックス6巻 #45)

炒り卵作らないといけなかったり、若干面倒くさいですが、とにかくおいしい。きゅうりって夏以外安くならないので、大根とか、ゆでたもやしで作ったりもします。

 

 いかがでしょうか。私は、書いていて悲しくなってきました。

でも、このマンガにも書いてあるけど、ケチって、楽しい部分もあるんです。高くておいしい料理は値段相当だけど、安くておいしい料理は、プライスレスだと思うわけです。何書いてんだかわかんないね!

最新刊からもまた何か作ってみます。定番化するものがあればいいなあ。